スカラシップ生の声
【2010年度 アチーブメントスカラシップ生】

黒田吉隆

2008年 「Formula Asia 2.0」へ参戦、シリーズランキング5位
2009年 全日本F3選手権 Nクラスに参戦、第15戦では見事3位入賞し表彰台に上がる シリーズランキング7位
2010年 全日本F3選手権 Nクラスに参戦、シリーズランキング8位
2011年 イタリア Formula Abarthに参戦
2012年 イタリアン・F3・ヨーロピン・シリーズ参戦
http://www.yoshitaka-kuroda.com/

黒田吉隆

アスリートだからこそ、学ぶ必要がある

2010年シーズンはF3挑戦2年目となった黒田選手。
シーズン序盤は中々タイムを伸ばすことができず、苦戦を強いられたが、第15戦では2位を獲得。表彰台にのぼった。F3のシリーズチャンピオン、そして、モータースポーツの頂点“F1”を目指して、日々トレーニングに取り組んでいる黒田選手。彼がアチーブメントの教育を通して得られたものとは何か、聞いてみた。

「考え方」の変化が、成果を生み出す

アチーブメントの教育を通して多くのことを学びましたが、一番の変化は「考え方」についてです。
世の中で成功している人に共通している「人を巻き込んでいく力」や「影響力」は、モータースポーツの世界でドライバーとして成功するためにも必要なものです。それは、レースは一人で行っているのではないからですが、だからこそ、エンジニアやメカニックから「協力したい」と思ってもらえる人間に成長することこそが勝負を決めていくと、様々なレースを通じて感じることができました。
「協力したい」と思ってもらえるような人間が持っている「感謝する」「全てにベストを尽くす」という考え方。それらの大切さに気づけたのです。

また、全てにベストを尽くそうと思った時に、生活習慣の改善にも取り組むことにしました。朝早く起きることを決め、寝る3時間前の飲食もやめました。練習メニューも、生活リズムに合わせたものに改善しました。 「当たり前のことを、当たり前にやっていく」ことを繰り返した結果、レースウィーク中も自分をうまくコントロールできるようになりました。予選で思うように結果が伸びなかった時も、焦ることなく落ち着いていられ、表彰台に上ることもできました。 日々やってきたことを信じることが、成果につながったと確信しています。

仲間と共に「F1」の舞台へ

私の目標はモータースポーツの頂点“F1”の舞台にのぼることです。 カーレースは、日本においては、認知度の低いスポーツだといわれていますが、「ワールドカップ」「オリンピック」に並ぶ世界3大スポーツイベントと称される「F1」に自分が参戦することで、カーレースの認知度の向上に貢献したいと思っています。そのためにも、自分を応援してくださる皆様の力・共に戦うチームスタッフの力を借りながら、夢に向かって走り続けます。

インタビュー ドライバー  黒田吉隆ドライバー  国本雄資ドライバー  小林崇志ドライバー  蒲生尚弥ドライバー  千代勝正ドライバー  三浦和樹ドライバー  森下陽介監督 福木哲也監督 土居隆二

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