2010年4月17日・18日 鈴鹿サーキット

レース1写真
レース1

Round1
7位 ギャリー・トンプソン
10位 黒田吉隆
11位 大波 肇

Round2
4位 黒田吉隆
7位 ギャリー・トンプソン
11位 大波 肇

金曜日までのぐずついた天気から一転、快晴で迎えた4月17日。
絶好のコンディションの中、2010年度の全日本F3選手権がついに開幕。
3to1プロジェクトがサポートするドライバー達の熱き戦いの火蓋が切って落とされた。

ACHIEVEMENT by KCMGチームのギャリー選手はスタートでストールを喫したのをはじめ、
黒田選手、大波選手とも思うようにスピードに乗れず、苦しいレース展開を強いられた。
第1戦の結果はギャリー選手がNクラス7位。 黒田選手が10位、大波選手は11位でフィニッシュ。

残念な結果となった開幕戦であったがギャリー選手と大波選手はF3初参戦。
「F3の車体の特性が出やすい鈴鹿サーキットだからこそ、
初参戦の自分にとっては苦しいレースでした」と振り返る大波選手。
「それでも苦かった分、得られるものもたくさんありました」
という一言に、着実に車の感触をつかんでいる様子が窺える。

そして前日と変わらぬ爽やかな青空の下行われた第2戦。
F3参戦2年目となる黒田選手は予選で好調な走りを見せ3番手スタート。
表彰台に大きな期待がかかる。

ACHIEVEMENT by KCMGの3台は順調なスタートを切るが、
3位スタートの黒田選手は車のバランスが取れず、後続に追い回される展開となる。
レース中盤までかわし続けたものの、ついに2台の車にオーバーテイクを決められ、
5位に後退。
しかしレース終盤、次第にバランスを取り戻した黒田選手は
残り4週で佐藤選手を抜き4位に浮上。
さらには3位の蒲生選手に迫り、表彰台をにあと一歩というところでチェッカーをうけた。
昨年は見られなかった粘り強い走りに、大きな成長を感じさせた。

ギャリー選手は7位、大波は11位でフィニッシュ。
「多くのミスがあったので、このミスを最小限に留めていきたい。
そして次こそは優勝を狙っていきます」と抱負を語ったギャリー選手。
次戦はツインリンクもてぎ。
3to1プロジェクトがサポートするドライバー達のさらなる活躍が期待される。

テーマ:「願望の明確化-あなたは本当に勝利を手にしたいのか?」

初回のドライバーズ勉強会は、願望の明確化についての講義が行われました。
自身の願望を明確化させ、設定した目標から逆算をしていくことによって、
夢をかなえていく方法などを講師の青木仁志が語りました。

参加したドライバーは
「自分の目標から逆算して、プラニングする重要性を初めて知りました。
明日から実践して確実に目標達成していきたいです」と語りました。

次回は、5月22日にツインリンクもてぎにて
「夢を実現させるための戦略的な人生設計図の作り方」
について勉強会が開催されます。

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