2010年6月12日・13日 富士スピードウェイ |
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Round5 |
6月12日。東洋一の直線コースを誇る富士スピードウェイにて
F3第5戦が開幕。
うす曇りの空の下ながら、時折強い日差しが降り注ぎ気温30℃、
路面温度44℃というコンディションで迎えた第5戦決勝。
予選結果でスターティングポジションが決まる本レースでは、
黒田選手7番手、ギャリー選手8番手、大波選手10番手スタート
という結果。表彰台を狙うには多くの選手を抜き去る必要がある。
決勝は、レース終盤まで、上位の選手はポジションを譲らない
厳しいレースとなった。順調に順位をあげたギャリー選手は
4位を走行していた選手が、最終ラップで接触したため、結果4位に入賞。
7位に黒田選手、9位に大波選手という結果となった。
第5戦から一転、気温21℃、路面温度30℃と涼しいコンディションとなった第6戦。
レース序盤はどの選手も順調に走行していたものの、第3周目に悲劇が起きた。
Nクラス2台の車がコース上でクラッシュし、セーフティーカーが出動。
それぞれのマシンの差が一気に縮まったと共に、何周もの間
レースが再開されないためにドライバーにも精神的負担が強いられた。
レース再開後、それぞれの選手はデッドヒートを繰り広げるが、
最終的にNクラスの4台の車がコースアウトという厳しい試合となった。
激しい順位争いの末、ギャリー選手が4位、黒田選手が5位、大波選手が6位と
健闘を見せる結果に終わった。
次の試合も今回と同じ富士スピードウェイでの開催。
今回のラウンドの経験を活かして次の試合に臨む。
今回のドライバーズ勉強会は、「メンタルトレーニング」についての
講義が行われました。
今回はF3のドライバーを始め、35名の方にご参加いただきました。
マシンパワー・環境に合わせたセッティング・ドライビングテクニック…。
勝負を左右する要素にはたくさんのものがありますが、重要なものの
ひとつとして【自身のメンタルコントロール】があげられます。
「日々の行動を勝利に向けて律していく信念」「レースで一歩踏み込んでいく強い心」
その大切さ・鍛え方を講師の青木からお伝えしました。
「勝っている自分のイメージを刷り込んでいくことで、そんな自分になる
ための行動を取るようになると聞いて、『なるほど!』と思いました。
早速、明日のレースに向けて取り組んでみます」と答えるなど、
選手達も目標達成の技術を吸収しようとに真剣に取り組んでいました。
次回は、7月17日に同じく富士スピードウェイにて
「最速で夢を実現するための時間管理技術」
について勉強会が開催されます。